巨人が侍ジャパンの本番前ラストゲームに「将来のエース候補」を先発マウンドに送り込む。25日の強化試合(楽天生命パーク)では、直江大輔投手(21)が登板する予定。20日は川崎市内のジャイアンツ球場で行われた2軍練習に参加し、21日の「リアルジャイアンツカップ」登板に備えた。

直江は6月下旬に支配下に復帰し、1日広島戦でプロ初セーブを記録。8日中日戦で今季初先発したが、2回2/3を3安打1失点で降板してプロ初勝利を逃した。それでも安定した制球力を下地に140キロ台中盤の直球と変化球を駆使する右腕にかかる期待は大きい。宮本投手チーフコーチは「俺たちは侍にはなんとかゴールドメダルを(獲得してほしい)というのがある。侍には敬意を表して、若いコントロールのいいピッチャーということで連れていきますね」と語った。