ロッテ小島和哉投手(25)が28日、今夏限りでの退任を表明した母校・浦和学院(埼玉)の森士監督(57)への感謝を口にした。

現在はエキシビションマッチで甲子園遠征に帯同している。球団を通じて「森士監督に1から野球というものを教えてもらいました。厳しくご指導をいただいた思い出が残っていますが、監督のご指導のおかげで今の自分があると感謝をしています。本当にありがとうございました」とコメントした。

同校では1年夏からベンチ入りし、甲子園でも登板した。2年春のセンバツでエースとして活躍し、同校史上初の全国制覇に大きく貢献した。2年夏も埼玉大会で完全試合を達成し、甲子園にも春夏連続で出場した。卒業後は早大に進学。その後も母校の夏の大会など節目で連絡をし、恩師を喜ばせていた。

母校が甲子園出場を決めたことにも「優勝おめでとうございます。3年ぶりになると思いますが、甲子園では後悔のないプレーをして優勝を目指して頑張ってほしいと思います」と喜びのコメントを寄せた。【金子真仁】