東大野球部監督を務めた竹田晃氏(たけだ・あきら)が6日、心不全のため亡くなった。90歳だった。

46年(昭21)夏、東京高師付中(現筑波大付)内野手として西宮球場で開催された選手権大会に出場。準決勝で浪華商(現大体大浪商)に敗れた際、チームが土を持ち帰ったことが甲子園の土を持ち帰る習慣の始まりともされ、同氏の作文は国語の教科書に掲載された。

東大53年卒。54年春から3季、東大監督。東大教養学部長も務めた。

葬儀は8日に家族葬で執り行う。