高卒3年目の西武渡辺勇太朗投手が、後半戦の先発ローテーション入りが確実となった。

11日、メットライフドームでの先発投手練習に参加。期待の191センチ右腕は「状態は良すぎず悪すぎずといったところ。この中断期間は順調な調整ができたと思っています」と話した。

6月に1軍デビューし、中継ぎで8試合に登板。7月30日のエキシビションマッチ阪神戦で7回途中2失点、5日の日本ハムとの2軍戦で5回1失点と、先発として順調な仕上がり。1軍初先発へ向け「先のことは考えず目の前の打者を打ち取ることを考えて投げていきたい。その積み重ねが結果的に長いイニングにつながれば」と意気込んだ。

甲子園出場中の母校、浦和学院は16日に初戦を迎える。「浦学らしく泥臭く粘り強く戦ってほしいです。もちろん後輩たちの頑張りは刺激になります」。3年目の夏、大きく成長した姿を示す決意だ。

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