ソフトバンク柳田悠岐外野手(32)が驚きの後半戦1号本塁打を放った。1回1死一塁の第1打席。カウント1-1からの3球目、内角へのツーシームをファウルした打球が右膝を直撃。しばらく立ち上がることができずに、苦悶(くもん)の表情で、1度は治療のためベンチ裏に下がった。

数分後、痛みをこらえながら打席へ戻ると、5球目を左翼テラス席に運び、先制の23号2ランとした。東京五輪で金メダル獲得に貢献した侍が、ど根性の1発を披露した。