日本ハムからの電撃無償トレード翌日に出場選手登録をされた巨人中田翔内野手(32)が、代打で巨人デビューを果たした。
1-1の同点に追い付いた直後の6回1死一、二塁。投手が左腕の砂田に代わったところで、大城の代打としてつげられた。公式戦出場は「4番一塁」で先発出場した6月8日の交流戦・阪神戦(札幌ドーム)以来約2カ月半ぶり。名前がコールされると、観客席からは大きな拍手が起こった。結果はストレートの四球だった。
第2打席は5点を追う9回の先頭、DeNA伊勢を相手に、中飛に終わった。
《中田の巨人初打席=投手砂田》
<1>142キロ ボール
<2>140キロ ボール
<3>130キロ ボール
<4>137キロ 四球
《第2打席=投手伊勢》
<1>150キロ ストライク
<2>150キロ ボール
<3>150キロ ファウル
<4>135キロ ファウル
<5>136キロ ファウル
<6>137キロ 中飛
中田は今月4日に行われたエキシビションマッチの日本ハム-DeNA戦(函館)前に同僚選手に対して暴力行為を行ったことが判明。無期限出場停止処分を受けていた。11日に野球協約第60条(1)項を適用して、コミッショナーにより「出場停止選手」として公示されていたが、巨人移籍が発表された20日に処分解除となっていた。