DeNA今永昇太投手が29日、ヤクルト15回戦(東京ドーム)で今季11度目の先発マウンドに上がる。

22日の巨人戦(東京ドーム)では、復帰後最多の112球を投げた。「復帰後、100球前後のところが壁になっているので、なんとかその壁を越えられるようなトレーニングを意識して取り組んできました」。7回4失点で降板となり、リベンジを期した。

ヤクルト戦は今季初登板時と後半戦初戦で2度対戦し、2度とも敗戦投手になっている。「今季2敗している相手ですし、ヤクルトの先発は同級生の原投手なので、彼にもヤクルトにも負けない姿を見せたいです」。今永は駒大、相手先発の原樹理は東洋大のエースとして、東都大学リーグでしのぎを削った。4年秋には入れ替え戦で投げ合った、永遠のライバルだ。

前回ヤクルトを相手にした8月15日の試合(新潟)では7回途中3失点だった。山田、村上に連続四球を与えた後、オスナに逆転の2点左前打を許した。「前回登板で山田選手、村上選手に打たれてしまったこと、また四球を出してしまったので、しっかり勝負ができる状況を作れるようにしたいです」と話した。その上で「後半戦勝てていないのと、現状3勝しかできていないので、これから連勝できるようにしたいです」と意気込んだ。【斎藤直樹】

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