2位阪神が大山悠輔内野手(26)の劇的な逆転サヨナラ弾で、巨人との首位攻防3連戦の2戦目に勝利し、1週間ぶりに首位へ返り咲いた。

先発のジョー・ガンケル投手(29)が7回途中3失点と粘った。4回に大城の適時打で先制点を許したが、1点を追う5回に8番梅野隆太郎捕手(30)が一時は逆転弾となる3号左越え2ラン。ムードが一変した直後の6回、4番岡本に特大の逆転左越え2ランを献上したが、その後は持ちこたえた。

打線は1点を追う8回1死満塁、4番ジェフリー・マルテ内野手(30)が遊ゴロ併殺打に倒れて万事休すかと思われたが、9回裏に主将がチームを救った。

9回は巨人守護神ビエイラに対し、先頭糸原が安打で出塁。続く6番大山が15号2ランをかっ飛ばし試合を決めた。大山は2試合連続のお立ち台。後半戦はスタメン落ちや中軸から外れるなど悩める主砲が完全復活した。

4番手で登板し、9回を3者凡退に抑えた岩貞祐太投手(29)が4勝目を挙げた。