日本ハムの背番号「47」を振り返る。74年以降、投手中心に10人の選手たちによって受け継がれてきた。

中原勇(73~76年)、最も長く背負った坂巻明(77~87年)をはじめ、島田直也(88~91年)、関根裕之(96~04年)らが名前を連ねている。

北海道移転後はリリーフで活躍した投手が多い。菊地和正(05~11年)は、09年にチームトップとなる58試合に登板。26ホールドポイント(5勝+21ホールド)をマークし、リーグ優勝に大きく貢献した。12年から受け継いだ森内寿春(~15年)はプロ1年目、56試合に登板。中継ぎの一員として宮西や増井(現オリックス)らとともにブルペンを支え、3年ぶりのリーグ優勝、日本シリーズ進出の原動力になった1人だ。

巨人に移籍した田中豊樹(16~19年)を経て、現在は右のサイドスロー鈴木健矢(20年~)がつけている。2年目右腕の活躍に期待がかかる。