巨人が、土壇場の9回に驚異的な粘りを見せ、引き分けに持ち込んだ。

3点ビハインドの9回。2死三塁から、吉川の中前適時打で2点差。暴投で二塁に進塁後、岡本和の左前適時打で1点差とし、中田の遊撃内野安打で作った一、二塁の好機で、丸が26打席ぶりの安打となる同点適時打を放った。

「野球は2アウトから」とも言われるが、2死からの4連打で3点差を追いつき、ベンチで見守る原監督もガッツポーズで喜びを表現した。

その裏の9回無死二塁のピンチでは、原監督自らがマウンドに足を運び、ゲキを飛ばし、ピンチを脱出した。