ロッテが終盤にドローに持ち込んだ。オリックスとの首位攻防戦を1勝1敗1分けで終え、首位を死守した。

オリックス田嶋に6回まで2安打に抑えられるも、7回に新加入で初スタメンの小窪哲也内野手(36=元広島)の1号ソロでまず1点。9回には荻野貴司外野手(35)がオリックス平野から8号同点ソロを放ち、9回裏を守護神の益田直也投手(31)が無失点で切り抜けた。

井口資仁監督(46)は「今年は9回で引き分けって分かっているので、最低でも引き分けで終わるのが大事かなと思います」とし、終盤の粘りをたたえた。

新加入の小窪については「そこは彼の経験値だと思うので。広島の強い時にしっかりとやってきた選手ですから、自分なりにしっかりと調整してきてくれていますし」と、独立リーグで練習を重ねながらNPB1軍ですぐに結果を出したことを高く評価した。