巨人広岡大志内野手(24)が、再び1軍の舞台に戻るため、ファームでアピールしている。1点を追う1回無死一、二塁、左越えの適時二塁打で試合を振り出しに戻した。「チャンスだったので積極的にいきました。しっかりとコチンと打つことが出来ました」とコメントした。7回の第4打席でも内野安打を放ち、4打数2安打1打点とした。

12日の広島戦(マツダスタジアム)、1点リードの9回1死三塁で代打で呼ばれた。しかし、広島バードの前に3球三振。翌13日に出場選手登録を抹消されていた。

この日の試合前のフリー打撃中には、三塁に入って阿部2軍監督からノックを受けた。左右に大きく振られる場面でも、大きな声を出しながら食らい付いた。終始明るい雰囲気で行われた“特訓”を即結果につなげた。【小早川宗一郎】