ロッテが連勝で、貯金を今季最多の「15」に伸ばした。貯金15は16年7月7日以来で、井口資仁監督(46)が就任した18年シーズン以降は初めてとなる。

これで楽天戦に続き、日本ハム戦での今季勝ち越しが決定した。22日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に勝利し、同日にオリックスが日本ハムに敗れると、ロッテに優勝マジック22が点灯する。

この日は日本ハム河野に苦戦するものの、6回無死から加藤匠馬捕手(29)が二塁打で出塁し、犠打で三塁に進んだ後、藤原恭大外野手(21)の犠飛で生還。先制点を挙げた。

先発の石川歩投手(33)も強い打球を打たれながらも要所で粘り、6回無失点でリリーフ陣に託した。石川は今季、右肘関節のクリーニング手術でシーズン中盤をリハビリに費やした。5月7日のオリックス戦(ZOZOマリン)以来、約4カ月半ぶりの白星となる今季3勝目を手にした。