今秋ドラフト上位候補で最速154キロ右腕の東北福祉大・椋木蓮(4年=高川学園)が、開幕投手の役割を果たした。

5回を無安打無失点の好投。この日の最速149キロ直球を軸に圧倒した。初回2死から5者連続三振を奪うなど計9奪三振をマーク。決め球のスライダーも要所でコースに決まり、4回までは完全投球を披露。11球団26人のスカウト前で堂々の貫禄を示した。「ストライク先行でいけて、変化球の精度が良かった。(自己採点は)70点くらいです。リーグ戦を通してもっと状態を上げていければと思っています」と気持ちを引き締めた。