2位阪神が先発高橋遥人投手(25)の快投に導かれ、4戦ぶりの勝利を手にした。3位巨人とのゲーム差を3に広げた。

高橋は巨人菅野との投手戦で1歩も譲らなかった。2回2死一塁から6者連続三振を奪うなど、序盤から巨人打線を圧倒。自身初完封で今季2勝目をあげた。

打線は両チーム無得点で迎えた7回、5番の糸原健斗内野手(28)が値千金の2号右越え先制ソロ。177日ぶりの1発でチームを勢いづけると、1点リードの8回1死二、三塁からドラフト6位中野拓夢内野手(25)が左中間2点二塁打で突き放した。

直近の3試合は黒星から2戦連続引き分け。4戦ぶりの白星で首位ヤクルト追走に弾みをつけた。

◆高橋遥人(たかはし・はると)1995年(平7)11月7日、静岡県生まれ。常葉学園橘中で3年夏に全国制覇。常葉学園橘2年夏に甲子園出場。亜大では1年秋からリーグ戦に登板し、3年春に全日本大学選手権出場。17年ドラフト2位で阪神入団。18年4月11日広島戦でプロ初登板。通算40試合、12勝17敗、防御率3・22。181センチ、79キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸2900万円。

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