ソフトバンクの「勝利の方程式」が4月21日の楽天戦以来、約5カ月ぶりにそろい踏みで勝利のバトンをつないだ。

7回の岩崎翔投手(31)はいきなり無死一、三塁を招いたが、2奪三振などホームを死守。「ピンチをつくってしまったが、無失点で抑えて良かった」と珍しくマウンドで雄たけびを上げてガッツポーズを作った。8回の男・リバン・モイネロ投手(25)がきっちり3人で切ると、最後はストッパー森唯斗投手(29)が近藤、R・ロドリゲス、高浜を3者連続空振り三振に仕留めて11セーブ目。前日24日に2ランを浴びた森は「今日は抑えることができて良かった。納得のいくボールが多く、感覚的にも内容的にもすごく良かった」と納得顔でナインとハイタッチした。