54打席連続無安打の阪神佐藤輝明内野手(22)が、遊撃でノックを受けて体をいじめ抜いた。

中日戦の試合前練習で右翼、三塁に続き、遊撃の位置で久慈コーチのノックを受けた。約20分、左右に打球を振られ、前にもダッシュし、時折息を切らして膝に手をついた。前日9月30日まで3日連続で早出特打を敢行。この日は特打ではなく守備で汗をかき、体にキレを取り戻させるように動いた。

前日は23日の1軍再昇格後初めて欠場した。9月29日は代打で左飛に倒れ、2リーグ制後の野手では最長の54打席連続無安打となった。とにかく練習を重ね、復活へのヒントを探っている。