広島が首位ヤクルトに敗れ、同一カードは引き分けを挟み3連敗となった。

先発高橋昂は3回まで完璧な投球だった。だが4回、先頭から3連打で満塁。2死としながらも、中村に中前にはじき返され2点を先制された。1点差の6回には先頭青木に安打を許し、山田には浮いた真っすぐを左翼席に運ばれた。6回1死一、二塁で降板も、代わったコルニエルがサンタナに3ランを被弾。高橋昂は5回1/3 6失点で7敗目を喫した。

打線は8回に4点を奪い、7点差から一時は3点差にまで縮めた。2桁10安打も、11安打9得点のヤクルトには届かなかった。

すでに6年ぶり負け越しが決まっているヤクルトに5勝13敗3分け。本拠地でも1勝8敗1分けと大きく負け越す。佐々岡監督は「ヤクルトでなくても、地元で勝たないというのはみんな持っていると思う。これだけの声援の下、そういう気持ちを持って勝てないのは歯がゆいと思う。こういう試合をして、申し訳ない」と、今季23勝31敗7分けと負け越す本拠地での苦戦をわびた。

 

◆陰性 1日に特例2021対象選手として出場選手登録を抹消された広島カイル・バード投手(28)がPCR検査で2日続けて陰性と判定されたため、3日の状態次第でチームに合流する。

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