阪神の守護神ロベルト・スアレス投手(30)がリーグ最多のセーブ数を36に伸ばし、プロ野球界初の兄弟同日セーブを記録した。

1点リードの9回表に登板。最後は5番福留をこの日最速の160キロで空振り三振に仕留め、3人斬りでゲームを締めた。

同時間帯にはヤクルトのアルバート・スアレス投手(31)が広島戦(マツダスタジアム)に登板。3点リードの9回裏、1イニングを無失点で切り抜け、来日3年目で初セーブをマーク。兄弟でプロ野球界初の快挙となった。

弟は「とてもうれしいよ。もちろんチャンピオンを争うライバルではあるけれど、共に日本で戦う仲間として、そして兄弟として、彼の成功をうれしく思うし、これからも共に頑張っていきたいね」と喜んだ。