DeNA東克樹投手(25)が、今季中に2度目の1軍登板する可能性が浮上した。川村丈夫投手コーチが4日、横浜スタジアムでの投手指名練習後、東について「問題なく(登板後の経過が)いっているので、またおそらく近々(登板が)あるのではないかと。それぐらいにしておきます」と示唆した。

東は左肘の内側側副靭帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)から2年ぶりに復帰し、9月28日のヤクルト戦(神宮)で先発し、5回途中4失点だった。4回までは1安打無失点。5回に青木に左翼フェンス最前列に落ちる、右から左への強風に乗った満塁本塁打を打たれて降板した。

この投球について川村コーチは「合格点だったと思います。満塁本塁打は、打った青木選手が上だったと思います。攻め方も間違ってなかったと思うし。風だったり球場の広さも同じ条件なので(それを差し引くことは)なしなのですが、青木選手がうまく打ったということ」と評価した。東は9月29日に登録抹消されており、再登録は早くても10月9日以降となる。