阪神は頼みの綱だった先発高橋遥人投手(25)がヤクルト打線に攻略された。

1回2死一塁で村上に右中間適時二塁打を浴びて先制された。2回には西浦に左翼ポール直撃のソロ本塁打を被弾。リズムに乗れないまま、5回は1死二、三塁で塩見に内角速球で詰まらせながらも振り切られ、右前に2点適時打で追加点を許した。2試合連続完封勝利と好調で、中5日でこの日の天王山を迎えたが、首位ヤクルトの勢いを止められなかった。「大事な試合で先発させてもらったなかで試合を作ることができず、申し訳ないです」。この日は5回4失点で降板した。2位の阪神はこの日、敗れて、自力優勝の可能性が消滅した。ヤクルトにはマジック11が点灯した。阪神は05年以来、16年ぶりの優勝に向けて、苦しい状況に追いつめられた。

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