ソフトバンクは12年以来、9年ぶりの7連敗。借金5は工藤公康監督(58)の就任後では初めて。試合後の一問一答は以下の通り。

-勝つのは難しい

工藤監督 そうだね。(8回の)シフトはこっちでね、打たれたら仕方ないという中でやらせているので、それはもう、こちらの責任です。やられました。

-古谷が8回に登板

工藤監督 (プレッシャーは)あるんですけどね、でも誰かが投げないといけないので。ここのところいい投球を続けていたし、古谷で行こうというのは、今日は決めていたので。

-今季初失点、場面の難しさがあった

工藤監督 これはね、みんな経験して、その中で成長していくので。打たれたうんぬんではなくて、ランナー出したとかではなくて、これを自分の成長につなげられるようにね。緊張した中で、自分で自分の体をコントロールするのがいかに難しいか。7、8、9というところは、経験しないと、うまくいくところもなかなかいかないので。それが彼にとって、ああいう経験がね。気持ちの強い子なので、必ずいい結果になって返ってくると思いますよ。

-負けが続くと選手にもプレッシャーが

工藤監督 そこは、ぼくも見ていて感じるところもあるので。でもやっぱり、こういう中でね、自分のものをしっかり出し切るとか、できてこないといけない。そういう中でぼくらは常にやらなきゃいけない。チームの勢いがあるから打てますとかじゃなくて、チームの勢いがないからこそ、しっかり自分と向き合って、相手を研究してそれで打つことをしっかり考えていくと。これがチームにとっても、投げたピッチャーにとっても、ベンチで見ていた選手にとっても、必ずこの悔しさがバネになって、必ず巻き返してくれると思っていますので。ぼくらは選手を信じて出すので。出すからにはしっかり戦ってもらいたい。いい戦いをしてもらいたいと思います。

-9日からは本拠地でオリックス戦

工藤監督 本拠地に戻ってまた明日もゲームなのでね。そこはね、ゆっくりしている暇はないので。しっかり切り替えて、また明日しっかりいい戦いができるように、頑張りたいと思います。