TBS系で11日に生放送された「プロ野球 ドラフト会議」(午後4時50分)の平均世帯視聴率で関東地区が9・2%、関西地区が11・0%、名古屋地区が10・4%、北部九州地区が11・2%だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

今年のドラフトでは日本ハム、中日、ソフトバンク、楽天、ロッテ、オリックスの6球団が、1位指名で一本釣りに成功した。

日本ハムが長身右腕の天理・達孝太投手(3年)を1位指名。中日は強打が売りの上武大・ブライト健太外野手(4年=葛飾野)を1位指名し、ソフトバンクは最速157キロ右腕のノースアジア大明桜・風間球打投手(3年)を1位指名した。楽天は右の強打者の昌平・吉野創士外野手(3年)を一本釣り。ロッテは強打の捕手の市和歌山・松川虎生捕手(3年)、オリックスは速球派の東北福祉大・椋木蓮投手(4年=高川学園)を1位指名した。

注目の高校生右腕、市和歌山・小園健太投手はDeNAが1位指名、高知・森木大智投手は阪神が1位で交渉権を獲得した。また、大学生左腕、関学大・黒原拓未投手は広島、西日本工大・隅田知一郎(ちひろ)投手は今ドラフト最多の4球団が競合の末、西武が1位で交渉権を獲得した。

また、中居正広(49)が10年連続で出演した同系生特番「速報ドラフト会議2021 THE運命の1日」(午後7時)の平均世帯視聴率は8・4%(関東地区)だった。