阪神大山悠輔内野手(26)が14日、東京ドーム施設内で「キリンビール ビッグボード賞」の表彰式に出席した。

9月26日巨人戦で東京ドームの左翼席後方上部にある「キリン一番搾り」の広告ボードに直撃する17号ソロ。賞金100万円と「キリン一番搾り」1年分が贈呈された。阪神選手の同受賞は13年新井貴浩以来、2人目。「なかなかもらえる賞ではないですし、いろいろ考えて使っていきたいと思います」と話した。

飛距離143メートルの看板直撃弾は先制弾、決勝弾となった1発。「チームに勢いがつくホームランだった。茨城出身なので小さいころから東京ドームによく来ていましたし、その球場で看板に当てられたことはすごくうれしいです。自分自身、忘れることができない1本になったかなとは思います」と振り返る。

背中の張りが影響し、13日巨人戦まで2日連続でベンチ入りメンバーから外れている。「体のことは答えることができないですけど、本当に残り試合も少ないですし、チーム一丸となって。まだ試合が終わったわけではないので、頑張っていかないといけない。その中で少しでも戦力になれるようにしっかり頑張りたい」と力を込めた。

矢野監督は前日13日の試合後、主将の状態について「明日は打撃練習できるんじゃないかというところ。スタメンは難しいなと思っている。ベンチに入ってできるのかというのは、明日の状態を見ないといけない」と見通している。