ロッテに優勝マジック「9」が点灯した。首位オリックスとは0・5ゲーム差の2位ながら、残り試合数や引き分け数の関係で点灯。2位チームのマジック点灯は14年のオリックス以来7年ぶりとなる。

ロッテにマジックが点灯したのは、前後期制だった73~82年を除くと、1970年(昭45)年以来51年ぶりのこと。当時のロッテオリオンズは東京スタジアムが本拠地だった。千葉ロッテマリーンズに改称した92年シーズン以降では、初めてのマジック点灯になる。9月16日のソフトバンク戦から点灯の可能性が発生したものの、ここまで6度のチャンスでは点灯せず。7度目で成功した。

井口資仁監督(46)就任4年目となる今季は開幕5連敗でスタートしたものの、20試合目で勝率5割に復帰した。荻野や中村奨が上位打線に固定され、レアードやマーティンの中軸が機能。益田、佐々木千、途中加入の国吉らリリーフ陣も安定し、8月下旬から9月中旬にかけ、貯金を大きく増やしてきた。

▽ロッテ井口監督(優勝マジック点灯について)「試合数とほぼ変わらないのであまり意識しないですけど、残り10試合、良い戦いができるように頑張っていきたいと思います」

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