西武が、プロ18年目の内海哲也投手(39)と来季も契約する方針を固めたことが20日、分かった。

18年オフに巨人にFA移籍した炭谷の人的補償で西武に移籍。今季は2試合に先発し、1勝0敗、防御率7・71。6月10日のDeNA戦では本拠地初勝利を挙げた。2軍で最速144キロをマークするなど、ボールのキレ、制球力も健在。豊富な経験と実績も高く評価する。

1軍でのチャンスは限られたが、ファームでも準備を怠らず、先発を重ねた。イースタン・リーグでは14試合に登板し、5勝2敗、防御率3・26。9月も同リーグで3試合に先発し、シーズン終盤戦での再昇格に向け、中6日でマウンドに上がった。10月には宮崎でのフェニックスリーグにも同行。チームのCS進出を信じ、若手とともに調整を続けた。

新人左腕のお手本としても期待される。11日のドラフトでは1位で大学NO・1左腕の西日本工大・隅田知一郎投手(22)を4球団競合の末に獲得。2位では最速152キロ左腕の筑波大・佐藤隼輔投手(21)、4位で大型左腕の八王子学園八王子・羽田慎之介投手(17)を獲得した。今季、西武の左腕で白星を挙げたのは内海と浜屋の計2勝だが、来季以降の「左腕王国」の形成に向け、力を注ぐ。