ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝を決め、高津臣吾監督(52)が、横浜の夜空に5度宙を舞った。興奮冷めやらぬ中、高津監督は優勝インタビューに応じた。
優勝から一夜明け、あの最高の瞬間をもう1度全文で紹介する。
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-優勝、おめでとうございます。
はい、ありがとうございます。
-胴上げされた時の気持ちはいかがでしたか?
そうですね、開幕してからここまでいろんなことがあったので、今ほっとした気分と選手が本当に一生懸命頑張ってくれた成果だと。気持ち良く、胴上げしてもらいました」
-今日の試合に勝って、甲子園の試合を待った。その時の気持ちは?
そうですね、まず最初に我々が勝つことが一番だと思ってました。確かにタイガースの勝敗は気になったんですけど、その前に今年を象徴するようないい打線のつなぎと、いいピッチャーのつなぎといい形で今日を取れたのが良かったと思います」
-優勝が決まって、選手たちにはマウンドではどんな声を掛けたのか?
本当におめでとうと言いました。選手の頑張りが全てなので、心から本当におめでとうと言いました。
-今日もそうでしたが、リリーフ陣、先発陣、投手陣がよく投げた1年だったのではないですか?
よく打線が注目されるんですけど、本当に先発投手から投手力というのが、ここ数年から今年にかけてすごくアップしたのが今年勝てた要因かなと思います。もちろん、チーム一丸となってね、打線もつないでいく、投手もつないでいくというつなぎの野球というのがしっかりできたのかなと思います。
-2年連続で最下位という悔しさがあった中での優勝。選手たちの成長はどう感じたのか。
今年のキャンプ入る前日に、2年連続最下位の悔しさを持って、今シーズン入っていこうという話をしました。そして、1年ね、なかなかこう、首位に立つのは1カ月ほどで短かったんですけど、悔しいスタートになったんですけど、その悔しさをずっと胸に持って、選手が一生懸命戦ってくれた結果だと思います。
-選手に伝えた絶対、大丈夫という言葉。ファンのみなさんも信じていたと思います。待っていたファンに向けても、ひと言いただけますか?
絶対、大丈夫です! 我々はどんなことがあっても崩れません! ありがとうございました!
-次は、日本一に向けての挑戦。この後の戦いに向けての決意を聞かせてください。
今はちょっと勝ったばっかりで、なかなかその先は考えられないんですけど、このチャンスは絶対に逃すものではないと思ってますし、我々の野球を、スワローズの野球をこれからも引き続き、やっていきたいなと思います。