CS秘密兵器や! オリックスのランヘル・ラベロ内野手が、紅白戦(京セラドーム大阪)の白組3番左翼で出場。

初回にフルカウントから増井の115キロカーブを捉え、左翼5階席に放り込んだ。先制ソロとなる“来日1号”に「打撃の調子はいい。試合形式の中で、いい内容の打席をつくって、CSに向けてやっていきたい」と力を込めた。

ラベロは7月に加入し、8月22日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)で左手首に死球を受け骨折。大阪・舞洲でリハビリ生活を送っていた。ペナントレース残り2試合となった10月21日西武戦で来日初出場。2試合で打率4割2分9厘の成績を残した。

この日は本職の一塁ではなく、左翼の守備に就いた。「ボスが決めたところをしっかり守る」とポストシーズンに闘志を燃やした。「ウインター・リーグのドミニカやベネズエラで、優勝したこともある」と短期決戦は経験済み。オリックスでも、優勝請負人になる。