DeNAからドラフト1位指名された市和歌山・小園健太投手(18)が6日、和歌山市内のホテルで仮契約に臨んだ。進藤編成部長、河原スカウティングディレクター、担当の安部スカウトが同席し、サプライズでリーゼント姿の三浦大輔監督(47)も登場した。
三浦監督「元気にしてた? ちょっと落ち着いた?」
小園「はい」
三浦監督「びっくりした?」
小園「はい」
三浦監督「学校の授業あるの?」
小園「はい」
三浦監督「卒業できそう?」
小園「はい」
進藤部長「入団発表の時が試験なんですよね?」
小園「そうです」
河原ディレクター部長「校長先生に話した?」
小園「任せると」
渡辺広報「実際どうですか監督が足を運んで?」
小園「緊張してます」
進藤部長「この前、試合見てどうだった?」
小園「思ったよりスタンドが近いというか、打球が」
進藤部長「飛ぶなあと」
三浦監督「飛ぶなあというか、打たれてた感じですけどね」
河原ディレクター部長「あれじゃあ入っちゃいそうな感じだからね。甲子園だとホームラン打つの大変かなという感じだけど。横浜スタジアムはね」
三浦監督「あの日は風がいつもと逆風だからね。いつもはだいたいライト方向に吹くから。投手に不利といえば不利。あそこで投げないと」
小園「はい」
三浦監督「ゆっくりできてるの?」
小園「練習は毎日してます」
三浦監督「遊べるうちに遊んでおいた方がいいよ」
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三浦監督は初めて臨んだドラフト会議で、小園を見事に引き当てた。阪神との競合に勝った。その際は「将来的にはチームを引っ張るエースになってほしい」と希望を伝えた。10月12日の指名あいさつには同席できなかったが、オンラインで対話。「かなり緊張しているのかな。自分も隣の奈良県が実家。同じ関西出身として早く会えるのを楽しみにしている」と話していた。
10月26日には施設見学で、横浜スタジアムの室内練習場で対面した。三浦監督は「体つきがしっかりしていた。高校生離れしていた。厚みもあってがっしりしている印象」と語っていた。小園は「改めて本当に優しそうな方だと感じました。体つきが非常に大きく、実際にみる三浦監督はすごいな、という印象を受けました」と話していた。