オリックス山本由伸投手(23)が9日、ロッテとのクライマックスシリーズのファイナルステージの10日の初戦に先発する意気込みを語った。会場となる本拠地の京セラドーム大阪で取材に対応。「いよいよ来たな、という感じですね。(CSの)経験がないので、とにかく全力で、いつも通りの気持ちを忘れず、思い切っていこうと思います。とにかく勝つことが大事なので、僕自身はとにかくいつも通り、いいパフォーマンスを出せるように準備していきます」と力を込めた。

ロッテとの対戦成績は今季2試合に投げ、1勝1敗。6回6失点(自責4)だった5月19日(京セラドーム大阪)が最後となった。「対戦がかなり久しぶりになるので、しっかり相手を勉強していけたら」と語る。10月25日楽天戦(楽天生命パーク)で完封勝利を挙げたあと、実戦形式での登板はなし。「間隔があく経験は東京五輪でもしましたし、あいた期間でしっかり練習できましたし、自信を持って明日はマウンドに上がれると思います」と、パの4冠右腕は約束した。