オリックスT-岡田外野手の7年ぶりのCS打点が、オリックスを先勝に導いた。

初回に宗と杉本の四球でつくった2死一、二塁の先制機。ロッテ石川の148キロ直球を捉えて右前に運び、両チーム通じて唯一の得点をたたき出した。お立ち台では「久しぶりの試合だったので由伸君も彼なりに緊張があったと思うので、先制できてよかった」と隣の山本を笑わせた。

チームは7年ぶりのCS。T-岡田にとって14年のファーストステージ第2戦で日本ハム谷元から逆転3ランを放って以来のCSでの打点だ。スタンドの全角度から沸き起こる拍手に「こういう感じやったなと思い出しました。お客さんの手拍子に勇気づけられました」と感謝した。「今日は由伸におんぶに抱っこで勝たせてもらった。明日は野手全員で点を取って勝ちたい」と、CS突破への残り2勝を全力で取る。