日本ハム新庄剛志監督(49)が20日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で清宮幸太郎内野手(22)と10日ぶりに再会した。「やせたね。でも、今日見たら、そうでもなかったというね。カメラのアングルだったのかと。そんなにやせてなくね!?」。

秋季キャンプを視察した沖縄・国頭では、清宮の左脇腹をつまんで「ちょっとデブじゃね? ちょっと、やせない?」と声をかけていた。清宮から「やせてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖い」と不安を打ち明けられると「今もそんなに打球は飛んでないよ。昔の方が、もっと飛んでいた。昔の方がスリムじゃなかった? それは、キレがあったから。やせた方がモテるよ。格好いいよ」と説いて減量を指示していた。

その後、秋季キャンプを終えて鎌ケ谷に戻ってきた清宮の姿を報道したネット記事を見た新庄BIGBOSSは、18日に自身のインスタグラムで「この短期間で想像を超える減量に驚いています すごい!!髪切って身だしなみも」(原文まま)と投稿していた。

実際に直接会った印象では、写真ほどのインパクトではなかったようだが、手応えは感じたもよう。「これからですよ。ちょっと顔はシュッと引き締まってきて、いい感じに思えた。これから、あと4、5キロはね」と期待し、続けて減量指令した真意にも言及した。「これね、『減量しなさい』ではないんですよ。キレの問題とかもあるんですけど、僕の考えではダイエットをしていく過程って、ものすごくつらいじゃないですか。自分に勝ちなさい、という意味でのダイエットをしなさいという意味だった。まあ、つらいと思いますよ。弁当7個食っていたのに2つにして、1個にして。でも、人間って慣れてくるものなんですよ、それを続けていけば。慣れてくるまで、自分に勝ちなさいと。で、スッとしてきたらもっとやれるかなって人間ってなるんですよ。太ってきたら、明日はいいかな、今日はいいかな、明後日にしようっていう弱い気持ちになってくるのが人間なので」と力説した。

ちなみにBIGBOSS自身の美意識の高さについても言及。「僕みたいに、50手前でもトイレみたいなね。僕、トイレのマークがね、(体形の)目標だったんですよ。歯もね、便器みたいに白く。目標をつくるといいね。美意識。美意識の高さが精神的な強さにもつながってくる」と説いた。