日本ハム新庄剛志監督(49)が20日、メジャーリーグでア・リーグ最優秀選手(MVP)に、日本人では初めて満票で選出されたエンゼルス大谷翔平投手(27)へBIGBOSS流の祝福メッセージを送った。

秋季練習を視察した2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で取材に応じた新庄BIGBOSSは、ア・リーグMVPを受賞した大谷についてメジャーの先輩としてコメントを求められた。

新庄監督 先輩…一応、先輩か!そうですよね、野手の第1号だったんでね。でも、彼はもう切り替えていると思いますよ。まあ彼本人も「MVPは僕でしょう」というのは分かっていたと思う。当然のことだし、来年、今年の成績よりちょっと下がると自分として嫌だと思うので。さらにまた大谷君は頭いいと思うし、自分で考えて、(今季の本塁打数)46本から50本から60本。またMVPを取れる素質はあるし、取らないといけないと思うし、と本人が考えていると思う。来年がとても楽しみ、今年以上に。

22年シーズンのさらなる飛躍を期待した中で、大谷のMVPが発表された19日にBIGBOSSに起きたエピソードも開かした。

新庄監督 昨日も僕、ご飯食べた後にタクシーで東京タワーの横を通っていたら、運転手さんが「今日はね、東京タワーが大谷さんのチームのエンゼルスカラーになってて、17番って書いてありますよ!」って。「お客さん、降りて写真撮りますか!?」って。後で撮っておきます、と言っておきました(笑い)。気付かれてなかったんで。素晴らしいですよね。

笑顔で前夜のタクシー運転手とのやりとりを明かしていた。