今季限りで引退した「平成の怪物」西武松坂大輔投手(41)が、ヤクルト奥川恭伸投手(20)を「01年世代」のNO・1投手と評価した。

日本シリーズ第1戦のゲスト解説として生出演し、引退後初“解説”を行った。

ヤクルト奥川について問われると「(オリックス)宮城くんとか(ロッテ)佐々木くんがいますけど、今彼が世代ではNO・1だと思います」と印象を語った。

奥川は今季9勝(4敗)を挙げ、CSファイナルステージ初戦では巨人を完封した。オリックス宮城は今季13勝(4敗)、ロッテ佐々木朗は3勝(2敗)を挙げるなど同世代の活躍が目立つ中で、松坂の目には現時点では「奥川世代」と映っているようだ。

80年生まれの松坂は、ソフトバンク和田、元巨人杉内、村田、元阪神藤川ら逸材がそろった「松坂世代」の中心として活躍。日米通算170勝を挙げた。

98球の完封から中9日で先発した奥川のポイントについては「前回完封してますし、体調が戻っているのかが気になるところ。精神的にも完投すると負担はある。彼は僕と違って球数が少ないのでそこまで心配はないのかなと思います」と見通しを示した。

【関連記事】日本シリーズ開幕!オリックス-ヤクルト/第1戦詳細ライブスコア