阪神投手陣が20日、地獄のサーキットトレーニングで体をいじめ抜いた。兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で行われた秋季練習第3クール最終日。ポール間走、ハードルジャンプ、手押し車、ウオーキングランジの4種目を回るサーキットトレーニングを敢行し、基礎体力向上を目指した。

練習を見守った平田勝男2軍監督(62)は「昭和のトレーニング。温故知新よ。昭和と令和の融合や。こういう基本も非常に大事」と熱弁。グラウンドに倒れ込むほど疲弊した選手たちにゲキを飛ばした。

平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 ◇    ◇ 

-別メニューの井上の状態は

平田2軍監督 あ~もう順調! 順調! 12月また再診あるけど非常に順調に、栄枝も2人もいっているんで。そのへんはなんとか、2月のキャンプに万全でいければいいかなというところやな。

-井上はノックの動きは

平田2軍監督 あ~もう全然。痛くも違和感もないと言っているんで。カーブマシンなんかもガンガン打ってるもん。

-2月1日のキャンプへ合わせる

平田2軍監督 本人たちはね、スタートに立ちたいっていうのがあると思うけど。うん、順調には、いっています。順調より早いくらいじゃない? (井上)広大はね。

-投手陣はサーキットトレーニング

平田2軍監督 昭和のトレーニング。温故知新よ。昭和と令和の融合や。自分の体を使って自分の体を支えたり、人の体を支えるっていう、こういう基本も非常に大事なんだ。バランスとかね、そういった意味ではいいトレーニング。(守屋が横を通り)ほら見てみいや、みんないい顔してるやんか。OK? 室内にこもってやるのも今のトレーニングの1つやけど、昭和のトレーニングも全身を使うし、お互いにバランスとか考えながら助け合いながら。よかったと思うよ。温故知新よ。

【関連記事】阪神タイガースニュース一覧