オリックスが主砲「ラオウ」こと杉本裕太郎外野手(30)の2ランで同点に追いついた。

2点のリードを奪われた直後の6回無死二塁、カウント2-2からヤクルト先発小川泰弘投手(31)の甘く入った147キロ真っすぐを右方向へはじき返した。高い弾道でスタンドへ着弾。ゆっくりとダイヤモンドを1周し、ベンチ前ではお決まりの「昇天ポーズ」で東京ドームを沸かせた。

「打ったのは真っすぐ。少し詰まっていましたし、まさか入るとは思っていなかったのでなんとかスタンドまで届いてくれて良かったです!」

今季32本塁打でタイトルに輝いた男がまたしてもチームを救うアーチをかけた。