スティーブン・モヤ外野手(30)が“天井直撃ヒット”で怪力を見せつけた。

1-2の8回1死で代打で登場。ヤクルト清水が真ん中に投じた真っすぐを強振した。打球は右翼方向へ高く上がった。右飛かと思われたが天井に当たり、打球方向が変わった。白球は一塁手の後ろにポトリと落ち、モヤは出塁した。

東京ドームの特別ルールにより、落下地点がフェア地域だったためインプレー。ダイレクトで捕球もされなかったため、安打が記録された。選手も観客もドームの天井を見上げる一打に沸いた。

◆東京ドームのルール 打球がフェア地域とファウル地域の区別なく、天井に当たった場合はボールインプレーで、落下した地点または野手が触れた地点でフェアボールかファウルボールかの判定をする。この打球を野手が地上に落ちる前に捕球すれば打者アウト。打球が外野のフェア地域内にある懸垂物に当たるか、挟まった場合は本塁打。内野のフェア地域内の懸垂物に当たった場合は、天井に当たったケース同様にボールインプレーとなる。

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