DeNA三浦大輔監督(47)とドラフト1位の市和歌山・小園健太投手(18)が4日、対談した。横浜スタジアムでのファンフェスティバル中の球団公式YouTubeで、MCをOBの荒波翔氏が務めて実現した。

小園は書道10段の腕前。「プロ野球でどんな選手になりたいか」を問われ、色紙に「信頼」と書いた。「チームメートから信頼してもらえるような投手になっていきたいので書きました」と説明した。

三浦監督は「本当に力強い字で、自分の気持ちを込めて書いている。信頼を1つずつ積み重ねてほしい」とエールを送った。また同じ関西(奈良)から上京した経験を元に助言を求められ「自分も高卒で来た時は右も左も分からなかった。住めば都。横浜が一番好きな街になった。自分の成績を残して、第2の故郷にしてほしい」と話した。

小園は、ドラフト会議での心境について「指名していただいて、とてもホッとしました。どちらのチームになるのか、どきどきして見ていました」。高校時代にバッテリーを組んでいた松川虎生捕手がロッテから1位指名された瞬間については「お互い本当に緊張していた。松川は自分が呼ばれた時は固まっていましたが、僕は松川より喜びました」。性格については「僕は人見知りですが、向こうはフレンドリー」と話した。既に「2人で1軍でプレーして対戦できたらいいな」と話したという。【斎藤直樹】