阪神甲子園球場は20日、「リサイクルごみ袋」を開発し、来季から同球場で使用すると発表した。

環境保全プロジェクト「KOSHIEN“eco”Challenge」の一環。同球場で回収したプラスチックカップの再生原料を一部使用した「リサイクルごみ袋」を、包装資材店のシモジマ(本社・東京都)と共同で開発。回収されたプラスチックカップ10%、ペットボトル20%、ポリエチレンの再生原料を35%配合する再生原料65%とリサイクル率が高い。通常のポリ袋に比べCO2排出量を約15%削減できる。

ビール用プラスチックカップをリサイクルしたPET再生原料をごみ袋の原料に使用するのは、日本初となる。