日本ハムの新球場を保有、運営する「ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」は21日、北海道・北広島市内で23年春に開業予定の「エスコンフィール北海道」のレフトスタンドにランドマークとなる5階層のタワー型特別エリアを建設し、施設の名称を「TOWER 11」(タワー・イレブン)」と命名することを発表した。同施設では温泉施設で入浴しながら野球観戦ができるなど、従来とは一線を画した新たな球場観戦を楽しむことができる。

「TOWER 11」の命名理由について、同社は「ファイターズの歴史において『既成概念の打破、革新性、先進性』を体現し、今も更なる成長を遂げながら海外で活躍しているダルビッシュ有選手、大谷翔平選手の2選手に対する敬意を表し、両選手の共通項であるファイターズの特別な背番号である『11』から『TOWER 11(タワー・イレブン)』と命名いたしました」と、説明した。

パドレスのダルビッシュ有投手(35)は「TOWER 11はファイターズファン、ファイターズ、関係者の方々、特に過去にファイターズの11番をつけて戦ってきてくださった先輩方とともに作り上げたものだと思っています。新球場では、また一からファイターズとファイターズファンが一緒になって素晴らしい歴史を作っていって欲しいです」とコメントした。

エンゼルス大谷翔平投手(27)は「思い出の背番号と共に『TOWER 11』という形で北海道日本ハムファイターズの歴史の1ページに名前が刻まれることをうれしく思います。新球場と共にファイターズの更なる躍進を心より願っています」と、コメントした。