東都大学野球1部の駒大は24日、都内のグラウンドで練習納めを行った。

今年の春季リーグは4位タイ、秋季リーグは優勝争いにからみ、2位タイとした。来年に向けて、与倉良介新主将(3年=向上)は「自分たちの代は(今年のチームから)残っているメンバーが多いので、リーグ優勝と全国大会優勝の4冠を達成したいです」と力強く話した。

新主将は、選手間の投票で選出された。中日にドラフト2位で指名された鵜飼航丞外野手(4年=中京大中京)ら4年生は抜けるが、大倉孝一監督(59)も「元気があって前向き。一生懸命やる選手」と太鼓判を押す主将を中心に、新チームは動きだしている。

2年生の昨秋、首位打者を獲得した与倉は、来年の目標に「もう1回首位打者をとって、ベストナインは譲りたくないです」と意気込んだ。

投手陣では、来秋ドラフト候補の福山優希投手(3年=八戸学院光星)が大黒柱となる。大倉監督は「大事なところで、福山が出て行けるようにしたい。投手陣が整って、計算できる中で勝負したいと思っている」と話した。