広島野間峻祥外野手(28)が、新年に新シーズン完走を誓った。

昨年は春季キャンプ中に右ひざを痛め、シーズン中には下半身を痛めて74試合の出場にとどまった。来季は鈴木誠が抜ける外野の中心として、中堅レギュラーの最有力候補。野手の主将にも指名された。チームの中心としてけん引するためにも、昨季のような負傷離脱は避けたいところ。今オフは体脂肪を減らし、腰回りの筋肉量を増やすなど、肉体改革と走り方改革を進める。「使えていなかった細かい筋肉を使いながら走れるようになれば」。負傷リスクを減らせれば、おのずと出場試合数は増えるはずだ。

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下半身のコンディションが万全に近ければ、昨季9個に終わった盗塁数も増える。「昨季の数字には全然、満足いっていない。機動力といわれる中で、先頭に立って、やっていければと思います」。今年はノーモア負傷離脱で、シーズンを通してチームを引っ張る。