阪神メル・ロハス・ジュニア外野手(31)は来日2年目の覚醒を宣言した。

昨季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が4月上旬まで遅れ、60試合出場で打率2割1分7厘、8本塁打、21打点。「悔しい1年になったけど、日本の投手たちの攻め方や特徴を学ぶことができた。今年はさらに飛躍して、チームを優勝に導きたい。3割30本塁打を目指したい」と鼻息も荒い。

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韓国リーグでは20年に47本塁打、135打点で2冠。「日本の方がストライクゾーンが広かった。投手は多彩な変化球があってコントロールも良く、失投が少ないように感じた」。来日1年目は前半戦から絶不調に苦しんだが、10月は16試合出場で打率2割9分4厘、2本塁打。「日本の野球に少し慣れてきた」と手応えがある。オフは打撃フォームを修正中。2年契約の2年目へ、「1年間ケガなく戦う体づくりにも取り組んでいる」と頼もしい。