DeNAは5日、横浜市内の球団事務所で仕事始めを行った。木村洋太球団社長は年頭のあいさつで、昨年末に行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2021」に出場し、8位だった「モグライダー」のネタを引用し、社員にメッセージを送った。

木村球団社長 M-1グランプリでモグライダーも言ってました。いきなり、天に運を任せたらダメだと。努力をしきった人が初めて祈って意味があるってことを言っていたので、我々も今年、人事を尽くして、天命を待つといいますか、やれることをしっかりやって、挑んでいく1年にしたいと思います。秋にはみんなで喜べる1年にしていけたらなと思っています。

ユーモアを交えたあいさつの後には、球団が思い描く未来のビジョンも説明し、気持ちを高めた。木村球団社長は5年後の目標に「国内では黄金時代を目指す」と誓った上で、20年後には「世界一のスポーツチームに」と大きな目標を掲げ、球団職員と思いを共有した。【久保賢吾】