DeNAドラフト3位の粟飯原(あいばら)龍之介内野手(17=東京学館)が「ハマの超人」になるため中田バットで振り込む。

新人合同自主トレに向けて用意されたバットの中から「握った感覚が一番よかった」と、巨人中田モデルの重さ890グラム、長さ85センチのバットを使用。身長180センチ、体重85キロの体格は本家に比べ一回り小さいが「プロのバットを使っているので、すごくいい弾き」と、希少な長距離砲タイプの遊撃手になるためなじませる。

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新入団会見で「ハマの超人」に名乗り出た高卒ルーキー。高校通算33本塁打で50メートル走5秒9と、俊足と強打を併せ持つ。小学校時代から、野球以外にもバスケや陸上、バレーボールで培った身体能力は、まさに超人ハルク級。「チャンスでホームランを打てるようになると、チームのモチベーションも上がって、自分でも自信が持てる」。大和、柴田、森の牙城を打ち崩していく。