ロッテの育成ドラフト3位、永島田輝斗投手(18=立花学園)がプロ野球のレベルを実感している。18日も新人合同自主トレの真っ盛り。動き回った後に報道陣に対応した。

「きつい感じはありますね。高校時代もあまり走ってこなかったので、体力はみんなの中でも最下位くらいのレベルだと思うので」

指名直後にも、部全体として多く走ってこないことは口にしていた。時に苦しそうな表情を見せつつも、ガッツで食らいつく。

高1で捕手から投手に転向した。「もう1人いい捕手がいたので、レギュラーとれないと自分の中で思って、投手で輝けたらと思って」との決断が奏功した。部では投球分析システム「ラプソード」を保有しており、回転数や回転軸も意識しながら、質のいい直球を仕立ててきた。

最速は150キロに達しており、肉体強化で楽しみな存在になる。「筋肉量が少なく、体脂肪が多かったので。キャンプでもウエートがつがつやっていきたいです」と燃えている。

なお、沖縄は初めてで飛行機も「小さい時に乗った以来です。ちょっと怖いです」とのこと。立花学園では例年、シンガポールへの修学旅行が予定されているが、コロナ禍で永島田の学年は中止となってしまったという。【金子真仁】