ヤクルト高津臣吾監督(53)が「延長12回仕様」に戦略を練り直す。

オンラインで開催された12球団監督会議に出席。最大の変更点となりそうな延長戦について「一番怖いのはコロナのルールに慣れてしまっている部分。日本シリーズ(第6戦)で1度、12回までやりましたけど、多少の違和感といいますか。12回を戦う作戦を考えなくてはいけないなと実感した」と話した。

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投手陣については「1イニングでも多く先発に投げて欲しいし、12回まで投げきれるリリーフ陣を作っていかなくてはいけない」と言及。野手に関しては「不慣れなポジションを守ってもらうこともあるかもしれない」とユーティリティー性も求める方向だ。2年連続の日本一へ「起用法、引き出しはたくさん持っておかなきゃいけないと思います」。ルール変更に的確に対応し、チーム戦略を再構築していく。【鈴木正章】