新型コロナウイルス感染から回復した日本ハム清宮幸太郎内野手(22)は、じっくりとコンディションを上げていく。

1月中旬の罹患(りかん)を受けて、2軍スタート。「療養期間もあったので、まだまだ本調子じゃない。やれることからしっかりやっていこうと思っています」。キャンプ初日はサブグラウンドでのダッシュや、室内練習場での打撃練習に取り組むなど、完全別メニューだった。

隔離生活中もできる限りの運動はしていた。合同自主トレを行っていたソフトバンク柳田らとオンラインで一緒に動画を見ながらエクササイズなどをしていたという。打撃練習も多少はできたものの「投げたり、ノックを受けたり、走ったりが満足してできていませんでした」。思わぬ小休止によって体調を整えることを優先することになったが、「焦らずにやっていきたい」。減量した体重はキープしている。まずはじっくりと、アピール機会が巡るまで力を蓄える。