オリックス能見篤史投手兼任コーチ(42)が8日、宮崎春季キャンプ6度目のブルペン入りで今季チーム最多の112球を投じた。

直球のみを同じリズム感で投げ込むブルペン投球に「真っすぐを投げることが一番しんどいので。それをずっと続けるっていうのはしんどい。あえて、しんどいことをしっかりやろうと毎年思ってやっている」と意図を明かした。

第3クールが始まる10日以降は変化球も交えたブルペン投球を行う予定。今季初の実戦登板は「19、20日あたりが目安になる」と明かし「投げる日程は決まっているので、そこを逆算しながら。段階を踏んで投げ込みを行います」と、今季最多の112球から、さらに球数を増やして調整することを示唆した。