ソフトバンクは10日、宮崎春季キャンプの第3クール初日を迎えた。この日から柳田悠岐、松田宣浩、グラシアルがA組に合流。全体練習後の藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。

-3人が合流

藤本監督 3人が来たことでちょっと活気づくよね。マッチは悪いプレーが出たら叱ってくれるし、自分が悪いプレーしたら大きな声で謝るし。そういう意味では、なかなかいろいろ声をかけて良かったんじゃないかと思います。

-打撃の状態は

藤本監督 柳田はミスショットが多かったけどね。マッチは逆に良かったね。グラシアルは順調じゃないですか。

-今後は

藤本監督 このクールは慣らし程度でね。いきなり入ってけがされても困るし。(紅白戦は)3人に任せている。出るなら出る、出ないなら出ないと言ってくれたらいいかな。次のクールの紅白戦には出てもらうから、ということは伝えています。

-松田の声は違う

藤本監督 若い選手は声は出しているんやけど、選手に対しての声がないんですよね。「さあ行こう、さあ行こう」だけで。「何してるんや、おまえ」とか、叱咤(しった)激励したり、注意したりはない。マッチはいいプレーに対していいプレー、悪いプレーに対して悪いプレー、それがいいところですよね。

-11日から紅白戦

藤本監督 正木が今日ちょっと肘痛ということになって、外野が4人しかおらんからね。6、7イニングになると思うけど。Bから増田、中谷、野村大を呼びます。

-正木の状態は

藤本監督 聞いたのは一昨日くらい。本人は投げるのは大丈夫ですと言っていたけどね。休みの日(9日)にトレーナーから連絡が来て、病院に連れて行ったら、ノースローの方がいいんじゃないかと。離れたことは心配やけどね。第2クールまでしっかりアピールできたし。今無理してやるよりは、急いでけがさせるよりは、まず治してからやった方がいいんじゃないか、というところですね。

-紅白戦で見る点は

藤本監督 内容ですよ。結果と内容です。後は元気だしてやってくれたらいいんじゃないかと思いますけどね。

藤本監督 3人来ただけでコロッとキャンプが変わったような感じがするよね。やっぱり偉大ですね、柳田さんは。なんか不思議とキャンプらしくなってきたよね。キャプテンマークも光っとったよ。「似合ってる」と言ったら、「似合ってないでしょ」って言ってたよ。栗原が言うとったよ、「ぼくも付けてください」って。「小さいC付けとけ」と言いました。